「妊娠おめでとうございます」
やっと授かった命に喜んだのも束の間、私の妊娠初期は想像以上に波乱のスタートになりました。
今回は、「絨毛膜下血腫による切迫流産」と診断されてからの経過を、入院日(2/17)を基準に振り返っていきます。
■入院4日前(-4日)ついに母子手帳をもらえた日
入院の4日前。
この日は、私にとって“幸せな日”でした。
2回目の心拍確認ができて、
夫と2人で妊娠届を提出。
保健師さんと面談をして、
ついに母子手帳を受け取りました。
「やっとここまで来たね」
そう言いながら、
帰りにラーメンを食べて、公園をゆっくり散歩。
妊娠した実感がじわじわ湧いてきて、
これからの生活を楽しみにしていた時間でした。
その後も「体のために歩いたほうがいいよね」と思い、
よく散歩をするようにしていました。
■入院当日(0日目)出社→違和感→緊急事態へ
母子手帳をもらったことでひと区切りつき、
(リモート勤務も可能でしたが)この日は出社。
上司や同僚に妊娠の報告をしました。
みんなに祝ってもらえて、
「これから頑張ろう」と思っていたその日のことです。
退勤前、トイレに行ったとき、
生理1日目くらいの出血がありました。
でもその時は、
「着床出血みたいなものかな?」
「大丈夫でしょ」
と、正直そこまで重大には受け止めていませんでした。
ただ、「何かあったら電話を」と言われていたので、
念のため通院している産婦人科に連絡。
「今会社なので、帰って明日受診でもいいですか?」と聞いたところ、
看護師さんの反応は想像以上に深刻でした。
「妊娠初期のその出血は危険な状態の可能性があります。
本当は横になってほしいですが、難しければ座って、
そのままタクシーで帰ってください」
一気に空気が変わりました。
■モスバーガーでの40分が、妙にリアルだった
たまたまその日、夫が休みだったため迎えに来てもらうことに。
すぐに帰るべき状況なのに、
お腹が空いていた私は近くのモスバーガーへ。
ハンバーガーセットを食べながら、
約40分、座って待機しました。
今思えばかなり緊張状態のはずなのに、
「とりあえず食べてる自分」が妙にリアルで、
今でも印象に残っています。
(本当に、あの時食べておいてよかった…と後から思いました)
■そのまま病院へ→即入院宣告
夫の車に乗り、もう一度病院へ電話。
「一度帰って、明日入院準備して来ればいいですか?」と聞くと、
「そのまま、今すぐ病院に来てください」
完全に緊急モードでした。
そのまま通勤スタイルのまま病院へ直行。
夜間にもかかわらず診察してもらい、エコーを確認すると——
数日前にははっきり見えていた赤ちゃんが、
どこか靄がかかったように見えにくい状態に。
ただ、赤ちゃん自体は元気。
でもその横に、
**血の塊(=絨毛膜下血腫)**ができていました。
■そのまま即入院。何もできないままベッドへ
医師からは、
「この血が赤ちゃんの袋に入り込むと危険。
すぐに入院して絶対安静です」
と告げられました。
その日は、
・洗顔もなし
・食事もなし
・荷物の準備もなし
本当に“そのまま”入院。
ベッドに案内されて、
何も整理できないまま横になるしかありませんでした。
さっきまで普通に仕事をしていたのに、
数時間後には入院している。
その現実に、気持ちが全く追いつきませんでした。
■入院から10日後 自宅安静へ
その後はひたすら安静生活。
トイレ以外は動かず、
ベッドの上で過ごす日々。
入院から10日後、ようやく退院できましたが、
「自宅で絶対安静」は継続。
生活の場所が変わっただけでした。
■その後も続く安静と、終わらない不安
入院から約2週間後の診察では、
出血は落ち着いたものの血腫は残ったまま。
さらに、入院から約1ヶ月が経つ頃、
再び大量出血。
結果的に、安静期間はさらに延長され、
入院から2ヶ月以上の安静生活となりました。
■それでも、少しずつ前へ
長く感じた安静生活ですが、
ようやく安定期が見えてきました。
医師からも「その後は回復して復帰できる可能性が高い」と言われています。
あの入院の日から考えると、
少しずつでも前に進んでいると感じています。
■同じ状況の方へ
妊娠初期は、本当に何が起こるかわかりません。
・さっきまで元気だったのに急に出血する
・順調だと思ったら、突然ストップがかかる
そんなことが普通に起こります。
だからこそ伝えたいのは、
「違和感があったら、迷わず病院に相談してほしい」
そして、
「自分を責めなくていい」
ということ。
■まとめ(入院日からの経過)
・-4日:心拍確認→母子手帳取得
・0日目:出血→受診→そのまま緊急入院
・約10日後:退院→自宅安静
・約1ヶ月後:再出血
・現在:安静継続中
この体験が、誰かの不安を少しでも軽くできますように。

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